二人乗り
作者:☼*.。 ひなた
男:〇〇女:■■
女「ねぇ!〇〇ぅ!」
男「なんだよ」
女「このあとどうすんのー?」
男「どうするって何が?」
女「二次会いくのー?」
男「行かないよ(汗)今日飲んでないし」
女「そうなのー?じゃぁ私も行かなーい!」
男「行ったらいいじゃん。楽しく酔ってそうだし」
女「だってぇ、〇〇が帰ったら私どうやって帰ったらいいのー?」
男「■■...また俺の自転車の後ろ乗るつもりだろ?」
女「えへへ...バレた?だって〇〇の帰り道に私の家あるじゃん」
男「まったく...ほら、ちゃんと掴まっとけよ?」
女「はーい♬」
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女「ねぇ...〇〇?」
男「ん?なんだ?」
女「えへへ...静かだね」
男「そうだな。ここら辺まで来ると夜は静かだよな」
女「なんか、世界に二人っきりになった感じがするね」
男「...なんだそれ(照)」
女「ちょっと...思っただけ...」
男「...」
女「...」
女「ねぇ...〇〇?」
男「...なんだ?」
女「月...満月だよ」
男「あ...ほんとだ」
女「月が...綺麗だね...」
男「あぁ...そうだな」
女「...〇〇ってさ、国語苦手だった?」
男「は?いきなりどうした?」
女「もぉ...知らない(小声)」
男「ん?なんか言ったか?」
女「なーんにも!」
男「?そうか」
女「ねぇ〇〇!」
男「んー?なに?」
女「これからもさ!飲み会の後は送ってよね!」
男「お前...俺の事アッシー君にするつもりか?」
女「そ、そうだけど!そうじゃないもん!」
男「どっちだよ笑」
女「こうやって...二人で帰るのが...好きだもん」
男「■■...」
女「だから...私のこと毎回送って?」
男「...わかった。俺が責任もって毎回送り届けてやるよ」
女「えへへ。ありがと」
男「しっかり掴まっとけよ?ほら、行くぞ!」
女「え、ちょ、待ってよ汗」
男「あはは!送り届けてほしいんだろ?」
女「うん!当たり前じゃん!絶対離さないもん!」