俺だけに見せて

作者:あお
 

女「お疲れ様。今日のプレゼン良かったわよ。 主任も満足そうだったし、毎日残業したかい があったわね。 」

男「え?本当ですか。良かったぁ~。先輩も毎日 付き合ってくれてありがとうございました! 俺も先輩の役に立てるように、何かお手伝い 出来ることあったら何でも言ってくださいね!」

女「ありがとう。あ!じゃあ早速なんだけど... 」

男「え?これ 」

女「ごめんっ、私パソコン全然使いこなせなくて それでもなんとかやってきたんだけど。 もうこれは何してもダメなの!お願い!助けて!

男「はははっ。意外だなぁ。 正直先輩何でも出来るから、俺が手伝えること なんてないと思ってた。 」

女「全然、出来ないことだらけだからwww」

男「はい、直りましたよ。 ついでにこっちの方が簡単ですよ? 」

女「え?何それ?どうやったの?」

男「座ってください、教えますから」

女「うん。ここ?これをどうするの?」

男「あ、そこじゃなくて、こっちです。 」

女「あ...うん。 」

男「先輩聞いてます?笑」

女「き、聞いてるんだけど。 その...ちょっと近すぎない? 」

男「ふふ、わざとですけど。 」

女「えっ 」

男「だって、先輩が俺のこと意識してるの可愛くて つい。みんなが知らない先輩のこともっと 知りたくなっちゃった♪ 」

女「もう、職場で何言ってんのよ 」

男「職場じゃなきゃいいの? 」

女「そ、そうゆうことじゃなくて 」

男「そうゆうことじゃなくて...どーゆうこと?www 」

女「あーもぉ!からかわないで! もういい!今日は帰る!」

男「ははっ。じゃあ送って行きますよ。 だから、会社出たら、1人の男として見て くださいね 」

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