嫉妬シリーズ第一話「駆け引き」

作者:かにみそ大将軍


男1「今日も(男2)とゲーセン寄って帰るか..」

女「あの(男1)、 ちょっといい?」

男1「おぉ (女)。どうした?」

女「あのさ、一緒に帰らない?」

男1「あぁ..でも(男2)と帰る約束が..」

女「いいよ。3人で帰ろう!」

男1「お、おう..もしかしてお前、(男2)の事好きなのか?」

女「う、うるさい!馬鹿!...そうよ!悪い?」

男1「いや悪いなんて言ってないだろ(笑)」

女「何よその顔。絶対楽しんでるでしょ」

男1「いや?楽しんでないよ(笑) でも、お前も誰かの事好きになるんだな~」

女「どういう意味よ」

男1「だって昔からずっと一緒にいるけど、その手の話聞かなかったし」

女「(男1)になんか言う訳ないでしょ!ばっかじゃない!」

男1「怒んなって(笑)」

女(小声)「(男1)に言える訳ないじゃない...」

男1「あ?何か言ったか?」

女「何でもないわよ!」

男1「そーだ。俺途中で抜けるからさ。そしたらもっと仲良くなれるんじゃん?」

女「だめ!!(男1)にはいてもらわなきゃ困る。二人きりなんて何喋ったらいいか分からないし..」

男1「わかったわかった。いればいいんだろ。」

女「分かれば宜しい。(男2)君まだかなー」

男1「嬉しそうな顔するな(笑)もうすぐ来る思うけど..って来た来た」

男2「遅くなってごめんよーってあれ?女さん?」

男1「俺らと一緒に帰りたいんだって、いいだろ?」

女「ごめんね。邪魔じゃなかったらでいいんだけど、ダメかな?」

男1「僕は構わないけど...(男1)は、いいのかい?」

男1「ん?別に問題ないよ?(女)とは昔からの付き合いだし」

男2「君がいいならいいけど...」

女「じゃ、じゃあ、先に下駄箱に行ってて」

男1「なんだ?皆で行けばいいんじゃない?」

女「女の子には色々あるのよ!」

男2「あはは。それじゃ(男1) 先に行こうよ」

男1「あはは。そうだな。あんま待たせるなよ」

女「わ、わかってるわよ」

ーーーーーー

男2「(男1)、僕途中で抜けるから仲良くやんなよ?」

男1「ばーか。気を遣わなくていいよ」

男2「でも、(男1)。(女)さんのこと」

男1「あーあー。そうだけど、そうだけど..」

男2「そうだけど、なに?」

男1「えーと、なんていうか、その...」

男2「ん?恥ずかしいとか?」

男1「そ、そう。それ!!改まって2人きりとか何を喋ったらいいか分からないし」

男2「ふふ。わかった。ならさり気なくサポートするよ。あれ?(男1)?立ち止まってどうした?」

男1(小声)「応援するしかないよなぁ...」

男2「おーい、(男2)。行くよー」

男1「おう。今行くよ」

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