宝〇伝説

作者:おうみたま


🍀「ここか……ご主人様の宝物を粗末に扱うやつのすみかは…。今日こそは!海鮮のプリンス、かにみそ大将軍の右腕!...にゃんころ軍曹が成敗してくれる!」

🍀「頼もう!ふらちな輩はここか!」

店員「らっしゃーせー!1名様ですね!」

🍀「我こそはにゃんころ軍曹。ここにご主人の宝を粗末にあつかう輩がいると聞いて飛んできた!」

店員「奥のお席へどーぞー」

🍀「話をきけい!あぁ…どうも、へへ、おしぼり、ありがとうございます…いや!ちがう!シェフを呼べ!」

店員「は?」

🍀「話が…ある。」

シェフ「どうなさいましたか?お客様」

🍀「お前…… ご主人の宝をよくも…」

シェフ「なんのことやら」

🍀「わからぬなら体で教えるまでよ!」

<戦闘音流れながら>

シェフ「まぁまぁ落ち着いて。私の包丁さばきに勝てるとでも?」

🍀「ぬぅぅぅ。この悪魔め!くらえ!かにみそ光線!」

シェフ「ぐああああ!店内が消毒されていくうう!ありがとうございます!ありがとうございます!」

🍀「ドMかお前は!」

シェフ「さっさとご注文を…でないと、これも調理してしまいますよ?ケケケケケケケ!」

🍀「なんだそれは?バ、バーナー…やめろ!」

シェフ「とくと味わいなさい!拷問魔法…あぶりバースト!」

🍀「ああああ!!宝がぁぁぁぁ」

シェフ「さあ召し上がれ…日本酒も…どうぞ…」

🍀「ぐぬぅ…この香り。この抗しがたい誘惑!おのれ、猫に海鮮を与えるなど…あぁ!うまい!うまい!止まらないっっっ!」

シェフ「クックックッ。堕ちたか。あぶりかにみその誘惑に…」

~独白~

🍀「申し訳ありません…ご主人様。私は、私は…今度はあなたをあぶりにまいります…ああ、私の忠義などこの程度のものだったのか…<じゅるり>」

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