起きて
作者:あお
女「(男)、おはよう。起きて」
男「ん、んー。」
女「ほ~ら、起きてってばぁ」
男「んー、もう少し... 」
女「だぁ~め。遅刻しちゃうよ?」
男「だって眠いんだもん」
女「もうー、そんなこと言ってもダメ 早く起きなきゃ~イタズラしちゃうぞ」
男「えー...それってどんな? 」
女「え?こちょこちょしたりー? 」
男「そんなんじゃ起きねーし どうせイタズラされるなら... もっと大人っぽいの希望なんですけど」
女「えぇ?大人っぽいってなに? 」
男「ふふ、例えば... キスしてくれたら起きるのになぁ」
女「え? ...い、いいよ。キスくらい」
男「本当に?じゃあ...してよ」
女「うん...その代わりちゃんと起きてよね」
男「わかったから、ほら...して」
女「うん... 」
女「(男)、おはよう。起きて 」
(ガチャン:目覚まし時計を止める音)
男「だぁーーーーもぉーーー
本当にこの目覚まし時計さ!
1番いいとこで!
もう少し余韻に浸らせろよなぁー。
おっ!やべ!遅刻遅刻っ 」